時間がかかった施設選び
母をサ高住に入居させることを決心する前、私は家のそばの施設を11件見学しました。
- 介護付き有料老人ホーム 5件
- サ高住 2件
- グループホーム 4件
この11件は、出せる金額の上限を決め、その範囲内で紹介センターから紹介してもらったり、自分で検索して調べたりして見つけました。
いくつか見学をさせてもらう中で、私がここは絶対に死守したいと思った内容は以下の2点です。
- 母が大好きなお酒を自由に飲めること
自分が住んでいたところを遠く離れて暮らすことになるので、ストレスは大変なものになるはず。
その上、大好きなビールを制限することになったら、きっと母は病気になってしまうので。 - 私が自由に母に会えること、外出もできること
せっかく近くに住むことになるのに、2週間に一回帰省していた頃より会えなくなったら本末転倒なので。
そして、見学を重ねると、どうやら母の予算内では、元気な人が住む介護付き有料老人ホームには住むことは出来なそうに思えてきました。予算内ということで見学した老人ホームの入居者は皆さん、車いすで90歳前後に見えそうな人ばかり。
お茶の時間も見学させてもらったところもありますが、ぼーっとしていて母と比べるとかなり年上の印象。
施設の相談センターに相談すると、もう少し予算を上げないと、元気な人が住む施設は難しいと言われました。
その頃、母は結構元気で、犬の散歩にも行けるほどだったので、そんな母が車いすの人ばかりの介護付き有料老人ホームは考えられない…。
そして、そんな中、私はこの動画を見て、施設入居と言っても生涯そこに住まなければいけないというわけではないんだ…と思いました。
あまり先のことは考えず、今の母だったらどこがいいかを考え、サ高住に決めることにしました。
施設の見学を始めてからここに思い至るまで1年半ほどかかっています。
そろそろ在宅介護は限界かな、と思い始めたら、早く施設見学に取り掛かることをお奨めします。
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